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腎臓リハビリ学会が岡山で集会 槇野・岡山大病院長が講演

槇野岡山大病院長が講演した日本腎臓リハビリテーション学会の学術集会

 日本腎臓リハビリテーション学会の学術集会が26日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターで始まり、会長の槇野博史・岡山大病院長(腎臓病学)が講演した。

 演題は「腎臓リハビリテーションの深化をめざして」。槇野氏は、生活習慣病に伴う慢性腎臓病や腎不全の患者が増加する中、運動や栄養管理、薬物療法などを包括的に行い、機能回復につなげる腎臓リハビリテーションの有効性について、海外での研究結果などを交えて説明した。

 岡山大病院の取り組みにも触れ「医師や管理栄養士、看護師、薬剤師がチームを作って患者の指導に努めている」と紹介。患者のQOL(生活の質)向上に向け、多職種によるチーム医療の重要性を訴えた。

 全国各地の医療関係者約600人が聴いた。27日もポスターセッションやシンポジウムがある。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月26日 更新)

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