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赤磐の山陽老人福祉センター改修 避難所の機能強化、4月オープン

改修が完了し4月1日にオープンするセンター本館

 赤磐市社会福祉協議会が進めていた山陽老人福祉センター(同市下市)本館の改修が完了した。耐震やバリアフリー化などで災害時の福祉避難所としての機能を強化。NPO法人に運営を委託し、4月1日にリニューアルオープンする。

 本館は鉄骨平屋約780平方メートル。築40年近く過ぎて老朽化していたため、改修で耐震性を高め、館内の段差を解消した。図書館、トレーニング機器を備えた健康増進室、障害者用トイレなども新設。災害時には最大200人を収容できるという。事業費は約1億7千万円。

 運営は、市老人クラブ連合会を母体としたNPO法人「赤磐市みのりの丘」に委託。併設の温泉と合わせ、センター全体の活用策を探ってもらう。

 24日、関係者約60人が参加して記念式典と見学会があり、同協議会の草野妥彦会長が「高齢者の健康増進や社会参加に役立ててほしい」とあいさつ。NPO法人の三村勉理事長は「地域の福祉文化の中核となる施設に育てたい」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月30日 更新)

タグ: 福祉

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