文字 
  • ホーム
  • 岡山のニュース
  • 真庭・金田病院 倉敷成人病健診センター 人間ドック認定施設に 日本病院会など機能調査 情報管理や説明評価

真庭・金田病院 倉敷成人病健診センター 人間ドック認定施設に 日本病院会など機能調査 情報管理や説明評価

金田病院

倉敷成人病健診センター

 人間ドックの質の向上を目指し、日本病院会などが推進する「人間ドック・健診施設機能評価」に基づく認定病院・施設に、県内から初めて金田病院(真庭市西原、金田道弘院長)と倉敷成人病健診センター(倉敷市白楽町、後藤彰夫センター長)が選ばれた。評価は昨秋から始まり、全国で四十九病院・施設が認定されている。

 人間ドックには統一された実施基準がなく、健診項目や料金設定もまちまち。施設選びに役立つ情報も十分提供されていなかったため、全国の民間、自治体病院など約二千七百が加入する日本病院会などが「受診者のサービス向上に」と、日本人間ドック学会とともに昨秋から機能評価を始めた。

 訪問調査などを通じ「受診者の満足と安心」、適切な健診項目の設置や感染防止対策を求めた「健診の質の確保」など五領域(計百八十五項目)の観点から総合判断する。認定の期間は五年間。

 金田病院は個人情報保護の機運の高まりを受け、受診者データなどの情報管理を徹底。「継続受診者が八割を超えて満足度が高い」とされ、倉敷成人病健診センターは「イラストを用いるなど検査別によく整理された、受診者への分かりやすい説明」が評価された。

 金田病院は「ドックを併設する病院の医療水準も高めたい」、倉敷成人病健診センターは「第三者評価を受けることで健診の質の保証になる」としている。

 認定病院・施設の評価は、日本人間ドック学会のホームページで公表されている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2005年06月04日 更新)

タグ: 健康医療・話題

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ