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岡山市が操車場跡地事業者募集要項 健康・医療・福祉機能の充実図る

 岡山市は、岡山操車場跡地(北区北長瀬地区、20・9ヘクタール)のうち、民間事業者の提案を受けて整備する約3ヘクタール(同北長瀬表町)の事業者募集要項をまとめた。6月1日に市民病院(同)で事業者説明会を行い、7月4~8日に参加を受け付ける予定。

 対象用地は、跡地西端の同病院と共に「健康・医療・福祉系施設導入区域」に指定されており、要項は、健康・医療・福祉機能の充実▽可能な限り複層・高層の複合的な施設▽JR北長瀬駅前のにぎわい・交流の創出―などを求めている。岡山ドームなどが立地する「総合公園区域」と同駅をつなぐ歩行者動線の確保なども条件。

 用地は定期借地権方式(期間は事業用が20年以上50年未満、一般が50年以上55年未満)で、有料で貸し出す。参考となる基準貸付料(1平方メートル当たりの月額)は事業営利用185円、事業非営利・一般住宅用111円。

 提案の審査は、導入機能内容や施設配置・動線計画、管理運営計画など10項目のほか、貸付料提示額も加味する。秋以降に市職員でつくる選考委員会を開き、来年1月ごろに優先交渉権者を決定する予定。問い合わせは市医療政策推進課(086―803―1638)。要項は市ホームページに掲載している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年05月26日 更新)

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