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岡山県内に食中毒注意報発令 高温多湿の気候が続き

 岡山県は11日、食中毒注意報を県内全域に発令した。梅雨に入り食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いており、9月末まで飲食業界や県民への啓発を強化する。

 注意報は、日中の最高気温と平均湿度の組み合わせが、県の定める条件(気温26度以上で湿度72%以上など)を3日連続で満たした場合に出しており、今回は8~10日が該当した。発令は昨年(15日)より4日、現在の基準となった2008年以降では2番目の早さ。

 県は今後、生鮮食品はできるだけ早く食べる▽加熱食品は中心部まで火をしっかり通す▽調理前、トイレ後の手洗いの徹底―など予防を呼び掛けるちらし2500枚を飲食店やスーパー、消費者に配る。

 県生活衛生課によると、県内の今年の食中毒発生は10日現在、3件36人(前年同期8件91人)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年06月11日 更新)

タグ: 感染症

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