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旭川荘の活動を写真や製品で紹介 川崎医大付属病院で展示会始まる

旭川荘の活動を紹介する写真、製品が並ぶ会場

 社会福祉法人・旭川荘(岡山市北区祇園)は14日、同法人の活動を紹介する写真と授産製品の展示会を、川崎医科大付属病院(倉敷市松島)8階講堂前で始めた。17日まで。

 知的、身体障害者福祉施設を中心とした同法人の13施設で、職員らが撮影した写真約40点を展示。ハンドミキサーで洋菓子の材料をかき混ぜたり、ろくろを回してコーヒーカップを作ったりと、各施設の利用者が真剣なまなざしで製品を手掛ける様子を捉えている。

 菓子や器をはじめ、県内で捕獲したイノシシの革を使ったバッグやパスケース、岡山城をモチーフにした切り絵など、利用者が作った製品約千点を展示販売。患者らが訪れて買い求め、大学講師の西脇藍さん(39)=岡山市=は「写真を眺めると、品物に一層の温かみを感じます」と話していた。

 旭川荘の展示会は、同病院で年1回開かれ30回目。午前9時~午後4時(最終日は同2時半)。問い合わせは実行委(086―275―4644)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年06月14日 更新)

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