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岡山市立医療センターが包括協定 地域医療充実へ倉敷平成病院と

協定書に押印する高尾理事長(右)と松本理事長

 岡山市立市民病院(北区北長瀬表町)を運営する地方独立行政法人「市立総合医療センター」と倉敷平成病院(倉敷市老松町)は29日、医療活動の充実や人材育成などに関して相互協力する包括連携協定を結んだ。

 協定では、地域医療活動や市民の健康増進などで連携すると明記した。具体的には、市民病院が昨年5月の移転の際に開設した「岡山ER(救急外来)」のノウハウ、倉敷平成病院が力を入れる脳疾患患者のケアを互いに学び合うため、人事交流などを進める方針。

 調印式では、同センターの松本健五理事長と同病院の高尾聡一郎理事長が協定書に署名。松本氏は「現在地に移転してから倉敷市からの患者も増えており、市域を越えて連携を進めたい」、高尾氏は「市民病院の強みを学び、レベルアップしたい」と述べた。

 両者とも、医療機関との協定締結は初めてという。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年07月29日 更新)

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