文字 

医師志望の高校生が外科手術体験 岡山市民病院でセミナー

超音波メスを使った模擬手術を体験する高校生ら

 医師などを目指す高校生を対象にした「外科手術体験セミナー」が11日、岡山市立市民病院(北区北長瀬表町)であり、模擬手術などで外科医療への理解を深めた。

 市内と赤磐市の計7校から1~3年生42人が参加し、外科医が指導。手術着を着て実際の手術室に入り、超音波メスで鶏肉を切除する模擬手術や、腹腔(ふくくう)鏡手術のトレーニング機器で鉗子(かんし)操作を体験した。

 医療関係の仕事を目指している大安寺中等教育学校の女子(16)は「憧れの世界を垣間見ることができ、モチベーションが上がりました」と話していた。

 セミナーは外科医不足が叫ばれていることから、同病院が北区天瀬にあった2014年から開いている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年08月13日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ