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岡山大病院の脳死肺移植手術終了 気管支拡張症の40代男性に

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で13日、細気管支を中心に慢性の炎症が起こる気管支拡張症を患う40代男性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。順調なら約3カ月で退院できる見込み。

 臓器移植医療センターの大藤剛宏教授を執刀医とするチーム約20人が担当。両肺を移植する手術で、午前8時55分に始まり、9時間後の午後5時55分に終わった。男性は2015年12月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)は兵庫県内の病院に低酸素性脳症で入院していた30代男性。岡山大病院の脳死肺移植手術は76例目、生体と合わせて157例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年08月13日 更新)

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