文字 

児童がAED利用の心肺蘇生学ぶ 岡山東RCが教室、80人参加

心臓マッサージの方法を学ぶ児童たち

 小学生を対象にした健康教室(岡山東ロータリークラブ主催)が28日、岡山市東区西大寺南の百花プラザであり、児童約80人が自動体外式除細動器(AED)を利用した心肺蘇生法などを学んだ。

 若い世代にAEDの役割や使用方法を知ってもらおうと初めて企画した。岡山済生会総合病院の大沢俊哉副院長が「運動などで心臓に負担がかかると、突然、心停止が起こることがある。万一の事態の対処法を学んでおいてほしい」と説明。子どもたちは医療機器メーカーのスタッフの指導を受け、人の胸部とAEDをそれぞれ模した教材を使ってAEDの操作や心臓マッサージに挑戦した。

 岡山市内の小学4年の男子(9)は「心臓マッサージは大変だったけど、とても大事だと分かった。友達が突然倒れたら学んだことを生かしたい」と話した。

 教室に併せ、岡山東ロータリークラブが購入したAED2台の東区体育協会連合会への贈呈式もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年08月28日 更新)

タグ: 医療・話題

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ