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バルーンで乳がん検診呼び掛け 倉敷市保健所に啓発用設置

倉敷市保健所に設置されたピンクリボンの大型バルーン

 乳がん月間(10月)に合わせ、倉敷市は30日、検診を受けるよう促す啓発シンボルマーク「ピンクリボン」をかたどった大型バルーンを市保健所(同市笹沖)ロビーに設置した。

 月間初日は土曜で市保健所が閉まるため、日程を前倒しした。ロビーで愛育委員や乳がん患者支援団体のメンバーら約80人が出席してセレモニーを行い、啓発機運を高めた。

 バルーンは縦3メートル、横2メートルで、ピンクのゴム風船約300個を組み合わせて作った。10月31日まで掲示して受診の大切さをPRする。会場には乳がんのできやすい部位や、乳がん進行と生存率の関係などをまとめたパネルも展示している。

 市は現在、女性の30歳以上に視触診、40歳以上にはさらにマンモグラフィー検診の受診料を補助している。市保健所は「早期の発見・治療が極めて重要。広報に力を入れ、受診の輪を広げたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年09月30日 更新)

タグ: がん女性

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