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応急手当ての技術や正確さ競う 日赤岡山県支部が救急法競技大会

けが人に見立てた人形にAEDによる心肺蘇生を施す参加者

 日赤岡山県支部主催の「救急法競技大会」が2日、岡山市北区青江の岡山赤十字看護専門学校体育館で開かれ、県内の中高生、ボランティア団体など10~70代の18チーム計54人が、応急手当てなどの技術と正確さを競った。

 自動体外式除細動器(AED)を使う手順の正確さを競う「心肺蘇生」▽けが人に三角巾を使った手当てをリレー方式で行う「包帯リレー」▽三角巾をバトン代わりに自分の腰に結んでほどき、チームメートに手渡す「本結びリレー」―の3部門で競技。

 参加者は3人一組のチームで臨み、けが人に見立てた人形の胸部を両手でマッサージしたり、AEDの機材を胸に速やかに取り付けたりと、日ごろ学んだ救急法を披露。県支部の指導員が採点し、各部門ごとに1~3位を決定した。

 岡山市の中学3年生女子(15)は「心臓マッサージで素早く適切な位置を圧迫できた。いざというときは積極的に救命手当てに臨みたい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年10月03日 更新)

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