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エイズへの理解深めよう 岡山市役所でパネルやキルト展示

ポスターやキルトなどが展示されている会場

 世界エイズデーの1日、エイズへの理解を深めてもらう展示会(岡山市主催)が市役所1階市民ホールで始まった。2日まで。

 会場では、岡山県内のエイズ発生動向をまとめたグラフなどを展示。ポスターやパネルでは、せきやくしゃみ、食事の共有などでは感染しないことをはじめ、保健所で行っている無料・匿名の検査などを紹介している。

 市内の愛育委員がエイズへの偏見を持っていないことを示すレッドリボンや岡山城などをあしらって作った「エイズキルト」の作品5点も並び、来場者が興味深そうに見入っている。

 岡山市南区の女性(43)は「グラフで数が示されていて分かりやすい。早期発見の大切さを改めて感じた」と話していた。

 市保健所によると、県内で今年新たに確認されたエイズのウイルス感染者と患者は計9人(10月30日現在)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年12月01日 更新)

タグ: 感染症

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