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若者の性感染症テーマに公開講座 岡山、保健師ら予防法や現状学ぶ

市民公開講座で性感染症の予防法などを紹介する専門家

 若者の性感染症をテーマにした市民公開講座が4日、岡山コンベンションセンター(岡山市北区駅元町)であり、保健師や看護師ら約150人が予防法などを学んだ。

 公益財団法人「性の健康医学財団」(東京都)が主催し、国内外の産婦人科医ら5人が講演した。

 若者から性に関する相談を受けているウィメンズクリニック・かみむら(岡山市北区本町)の上村茂仁院長は、性感染症などの悩みを周囲の大人に相談できない未成年が多い現状を紹介。「話を否定されると、子どもは打ち明けづらくなってしまう。子どもと同じ目線に立ち、解決策をともに考えるよう心懸けてほしい」と呼び掛けた。

 同市中区、保健師の女性(28)は「若い世代が安心して相談できる環境づくりが何より必要だと感じた」と話した。

 公開講座は1~4日に同市内であった性感染症をテーマにした学会に合わせて開かれた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年12月04日 更新)

タグ: 感染症

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