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岡山でフットケア体験イベント 足の手入れや靴選びアドバイス

フットケアを体験する女性ら

 日本フットケア学会などが定めた「フットケアの日」の10日、足の手入れや靴選びを紹介するイベントが岡山市北区中山下の川崎医科大総合医療センターであり、市民らが理解を深めた。

 専門外来を持つ同センターが主催。専門医らによる個別相談、足の血流測定、靴選びのアドバイスなどのコーナーを設けた。フットケアの体験コーナーでは看護師が応対。女性らが足の冷えやむくみ、外反母趾(ぼし)などの変形、巻き爪による痛みといった悩みを相談すると、処置を施し、日常生活でのアドバイスをした。

 女性に多い下肢静脈瘤(りゅう)の治療法などをテーマにした講演もあった。

 同センターの森田一郎外科副部長は「足の血流障害の早期発見は、糖尿病や心疾患などさまざまな病気の予防につながる。今後もイベントなどを通じて啓発に努めたい」と話した。

 フットケアの日は、日付の2(ふ)、10(とお)の語呂にちなむ。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年02月10日 更新)

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