６５歳以上のワクチン接種無料へ 鏡野町、肺炎球菌とインフル
岡山県鏡野町は１０日、２０１７年度から６５歳以上の肺炎球菌とインフルエンザのワクチン接種費用を無料化すると発表した。併せて、６種類のがん検診についても、受診の自己負担分を全額補助する。
同町は、１７年度中に接種と受診で延べ約８千人の利用を見込み、同日再開した町議会３月会議に関連経費約１１７６万円を盛り込んだ同年度一般会計当初予算案を提出した。町によると、実施が決まればいずれも県内市町村で初の取り組み。
肺炎球菌とインフルエンザワクチンはどちらも公費助成のある定期、任意接種が対象。国や町で約半額を負担しており、現在の自己負担額はそれぞれ４千円、１８００円だが、高齢者は重症化のリスクが高いため、無料にして接種を促す。
がん検診の対象は肺、大腸、胃、子宮頸（けい）部、乳、前立腺で、それぞれ国が定める年齢の人。これまで１７００～３００円だった受診費がゼロとなる。
同町保健福祉課は「高齢化などで膨らみつつある医療費を抑制し、健康意識の高揚にもつなげたい」としている。
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同町は、１７年度中に接種と受診で延べ約８千人の利用を見込み、同日再開した町議会３月会議に関連経費約１１７６万円を盛り込んだ同年度一般会計当初予算案を提出した。町によると、実施が決まればいずれも県内市町村で初の取り組み。
肺炎球菌とインフルエンザワクチンはどちらも公費助成のある定期、任意接種が対象。国や町で約半額を負担しており、現在の自己負担額はそれぞれ４千円、１８００円だが、高齢者は重症化のリスクが高いため、無料にして接種を促す。
がん検診の対象は肺、大腸、胃、子宮頸（けい）部、乳、前立腺で、それぞれ国が定める年齢の人。これまで１７００～３００円だった受診費がゼロとなる。
同町保健福祉課は「高齢化などで膨らみつつある医療費を抑制し、健康意識の高揚にもつなげたい」としている。
（2017年02月10日 更新）
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感染症
