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堀井茂男氏の山陽新聞賞受賞祝う 岡山で医療関係者ら170人

壇上で謝辞を述べる堀井氏

 地域の精神科医療の発展に貢献し、第75回山陽新聞賞(社会功労)を受賞した慈圭病院(岡山市南区浦安本町)の院長、堀井茂男氏(69)の祝賀会が5日、同市内のホテルで開かれた。

 医療関係者ら約170人が出席。山陽新聞社の松田正己社長は「心を病む人に寄り添い、患者の思いを聴いてこられた。今後も医療や社会貢献で活躍いただきたい」とあいさつした。

 堀井氏は「焦らず、慌てず、諦めず、あるがまま、ありがとうという『五つの“あ”精神療法』を実践してきた。支えてくれた仲間や患者さんと受賞の喜びを分かち合いたい」と謝辞を述べた。

 堀井氏は岡山大医学部を卒業後、同部神経精神医学教室医局長などを経て1986年から慈圭病院に勤務。2007年、院長に就いた。日本いのちの電話連盟理事長も務めている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年03月05日 更新)

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