岡山で小児がん理解と支援訴え 国際デーちなみ「守る会支部」
岡山県内や近県の小児がん患者の家族らでつくる「がんの子どもを守る会岡山支部」は5日、JR岡山駅東口広場で病気への理解と支援を呼び掛けた。国際小児がんデー(2月15日)にちなんだ取り組み。
会員7人が「子どもにもがんがあります」などと書かれたちらしとポケットティッシュ千セットを駅利用者らに配った。
2010年に15歳だった長女を亡くした同支部の阿部妃代代表幹事(54)=岡山市東区=は「治療後も通院しなければならないこともあり、進学や就職での課題は多い。病気への理解が広がってほしい」と話していた。
同会によると、小児がんは主に15歳未満で発症し、日本では年間約2千人が新たに診断される。7~8割が治る一方、子どもの病死原因で最多となっている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
会員7人が「子どもにもがんがあります」などと書かれたちらしとポケットティッシュ千セットを駅利用者らに配った。
2010年に15歳だった長女を亡くした同支部の阿部妃代代表幹事(54)=岡山市東区=は「治療後も通院しなければならないこともあり、進学や就職での課題は多い。病気への理解が広がってほしい」と話していた。
同会によると、小児がんは主に15歳未満で発症し、日本では年間約2千人が新たに診断される。7~8割が治る一方、子どもの病死原因で最多となっている。
(2017年03月05日 更新)