文字 

新生児用の院内ウエア公開 倉敷成人病センター メーカーと開発

倉敷成人病センターとファミリアが共同開発した新生児の院内ウエア

 倉敷成人病センター(倉敷市白楽町)は11日、NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデルにもなっている子ども服メーカー「ファミリア」(神戸市)と業務連携すると発表し、最初の取り組みとして共同開発した新生児用の院内ウエアを公開した。

 院内ウエアは、同センターの助産師、看護師とファミリアが協議と試作を重ねながら開発。生地は肌触りの優しさを重視した綿100%で、色は新生児の顔色の変化が分かりやすいように白を選んだ。着替えの手間を省くため、肌着とウエアを一体化するなど機能面の工夫も加えた。900着を生産し、3月下旬から同センターで使用する。

 同センターには、年間約1600件の出産を手掛ける中四国最大級の「周産期センター」がある。

 この日、同センターで記者会見した高本均理事長とファミリアの岡崎忠彦社長は「手を携えて、最良の出産、子育て環境創出を目指したい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年03月11日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ