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「在宅介護対応薬局」に90店舗 岡山市が16年度認定証を授与

認定証を受け取る小山会長(左)

 岡山市は、薬剤師が患者の自宅に出向く服薬指導に積極的な薬局を独自に認定している「在宅介護対応薬局」の2016年度分として、市内の90店舗を認定した。

 市は、高齢者らが薬を飲み忘れたり、重複して服用したりするのを防ぐため、在宅介護・医療の相談や訪問指導に気軽に応じる薬局を認定する事業を13年度にスタート。各薬局は認定の翌年度に専用ステッカーなどを店舗に掲示してPRするほか、市のホームページで紹介される。訪問による服薬指導は介護保険や医療保険が適用され、月4回まで利用できる。

 16年度の認定証授与式が15日夜に市内であり、佐々木正士郎副市長が市薬剤師会の小山敏章会長に認定証を手渡した。小山会長は「地域で健康をサポートするため、行政と協力して取り組んでいきたい」と述べた。

 認定は市指定の研修を4回以上受けた薬剤師が在籍していることなどが条件。毎年度末に更新と新規の店舗が認定され、16年度は更新が69店舗、新規が21店舗で総数は前年度から11店舗増えている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年03月24日 更新)

タグ: 介護

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