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最先端の脳外科治療を紹介 岡山大Jホールで市民講座

最先端の脳外科治療などをテーマにした公開講座

 日本脳神経外科学会中国四国支部の市民公開講座「手術でなおす脳と脊髄の病気」が9日、岡山市北区鹿田町の岡山大Jホールで開かれ、約120人が最先端の脳外科治療などについて学んだ。

 専門医4人が登壇。岡山大大学院の伊達勲教授は、パーキンソン病とてんかんを巡り、長期の投薬治療で弊害が出た場合などの手術療法を説明。パーキンソン病については「脳に埋め込んだ電極への刺激で症状や薬効が改善する」と指摘。てんかんでは、首の神経への電気刺激で発作の頻度が下がるとの最新の知見を紹介した。

 他の専門医も脳卒中や脳腫瘍、脊椎・脊髄疾患をテーマに特有の症状や診断方法、効果的な外科治療について解説した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年04月11日 更新)

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