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「看護の心」大切さを再認識 岡山で県と県協会が大会

「看護の心」の大切さを再認識した2017年度看護大会

 看護週間最終日の13日、岡山県と県看護協会は2017年度の看護大会を県医師会館三木記念ホール(岡山市北区駅元町)で開き、同協会員や市民ら約370人が看護師らの活動報告などを通じて「看護の心」の大切さを再認識した。

 熊本地震被災地で活動した岡山赤十字病院(同市北区青江)の三宅裕子さんは、車中泊などによるエコノミークラス症候群予防へ、血行を促進するためのストッキングを配って着用を求めたことなどを発表。「被災地は日々状況が変わるので、どこでどんな支援が必要かといった情報の共有が重要だと感じた」と振り返った。

 ドクターヘリに搭乗するフライトナースとして活躍する川崎医科大付属病院(倉敷市松島)の堀内麻央さんは、出動時に必要な訓練を重ね、後輩の育成にも力を入れている現状を説明した。

 清泉女学院短大(長野市)専任講師で、クリニクラウン(臨床道化師)として全国の小児病棟を慰問している塚原成幸さんによる講演もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年05月13日 更新)

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