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心肺蘇生などに小学生30人挑戦 済生会病院「メディカルラリー」

心肺蘇生に挑戦する子どもたち

 小学生が救急処置の知識や技術を競う「子どもメディカルラリー」が14日、岡山市北区国体町の岡山済生会総合病院で行われ、4~6年の30人が心肺蘇生法や外傷の応急手当てに挑んだ。

 命の大切さを考えてもらおうと、同病院が初めて企画した。子どもたちは医師らから手法を学んだ後、3人一組の10グループに分かれて実践。「プールの更衣室で突然倒れた」「交通事故で骨が折れた」など負傷者役の職員の処置に当たった。

 心肺蘇生の場面では、模擬の119番通報で「30代の男性が倒れている」「息はしていない」と伝え救急車を手配した後、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の操作に挑戦。医師らが見守り、手順やチームワークを審査した。

 同じグループで出場した岡山市立西小学校の4年生女子3人は「緊張したけど正しい手順で助けられた。現実の場面でできるように復習したい」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年05月14日 更新)

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