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新見に児童発達支援事業所が開設 遊びや学習の場「もりっこ」

新見市地域福祉センター内にオープンした児童発達支援事業所「もりっこ」

 障害者を支援する社会福祉法人・健康の森学園(新見市哲多町大野)は、児童発達支援事業所「もりっこ」を市地域福祉センター(金谷)内にオープンした。発達段階に応じた遊びや学習の場を提供し、子どもたちの言語や運動、コミュニケーション能力などの発達を支える。

 施設はセンター(鉄骨2階延べ約2500平方メートル)2階に開設。センター所有者の市社会福祉協議会から借り受け、一部改修した。広さは約120平方メートルで、プレイエリア、療育室、個別指導エリア、相談室などを備える。スタッフは保育士や指導員計6人。4人が常駐し、2種類の通所サービスを提供する。

 児童発達支援は2歳児から未就学児までが対象。平日の午前と午後(水曜午後を除く)に各5人まで受け入れる。放課後等デイサービスは小学1年から18歳までで、水曜午後(定員5人)と第1、3、5土曜の午前(同10人)に対応する。いずれも利用には市が交付する受給者証が必要。

 サービスは5月1日から提供しており、5月は延べ25人が利用した。健康の森学園の岡田壽理事長は「保護者の思いに寄り添いながら、さまざまな子どもたちが暮らせる地域づくりに貢献したい」と話している。問い合わせは、もりっこ(0867ー72ー3053)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年06月11日 更新)

タグ: 福祉子供

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