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備前病院、7月に禁煙外来を開設 敷地内は全面禁煙に

7月から禁煙外来を設け、敷地内を全面禁煙にする備前病院

 備前市立備前病院(同市伊部)は7月、同市立病院で初めて禁煙外来を開設するとともに、敷地内での喫煙を一切認めない全面禁煙とする。全面禁煙については来院者の声もあり、禁煙外来の開設に合わせて踏み切ることにした。

 禁煙外来は、毎週木曜の午前8時50分~午後0時半に設ける。循環器内科が専門の上杉忠久副院長が担当し、禁煙補助薬の処方など、ニコチン依存症の治療に当たる。受診は健康保険を適用できる。

 全面禁煙は受動喫煙の防止などが狙い。同病院と、隣接する市運営の介護老人保健施設・備前さつき苑(同所)の敷地内が対象となる。現在でも病室を含めて建物内は禁煙で、屋外に2カ所ある喫煙場所のみに限定している。

 同病院は「患者ら来院者の健康と、快適な受診環境を守るための判断。理解してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年06月29日 更新)

タグ: 健康

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