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岡山大が50代女性に肺移植へ 鹿児島で女性が脳死

 日本臓器移植ネットワークは6月30日、鹿児島県・奄美大島の県立大島病院に低酸素脳症で入院していた50代女性が、29日午前11時40分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。女性は書面で臓器提供の意思を示していなかったが、家族が承諾した。脳死判定は法施行後457例目、本人の意思不明は283例目。

 肺は岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で慢性閉塞(へいそく)性肺疾患の50代女性に1日午後に移植される。

 このほか、心臓は東京大病院で30代男性、肝臓は愛媛大病院で40代女性、片方の腎臓は九州大病院で60代男性、もう片方の腎臓は宮崎県立宮崎病院で40代男性にそれぞれ移植される。膵臓(すいぞう)と小腸は医学的理由で断念した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年07月01日 更新)

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