うじ使った潰瘍治療 テーピング材発売 岡山大発ベンチャー
岡山大発ベンチャーのジャパンマゴットカンパニー(岡山市芳賀)は、医療用マゴット(ハエの幼虫)による潰瘍(かいよう)治療に使用するテーピング材を発売した。
医療用マゴットは、糖尿病などで壊死(えし)した手足の組織を食べ、患部を洗浄・殺菌する。同社は国内で初めてマゴットの無菌産卵・繁殖を事業化し、病院などに販売している。
テーピング材は、縦十八センチ、横十四センチで、マゴットが逃げないように患部の周囲を覆う。中央部はナイロン製の網目で、ゆとりがあるため、従来のガーゼや包帯に比べてマゴットが活発に動く効果があるという。特許出願中。
一枚三百円。国内の医療機関やマゴット治療の盛んな欧米などに売り込む。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
医療用マゴットは、糖尿病などで壊死(えし)した手足の組織を食べ、患部を洗浄・殺菌する。同社は国内で初めてマゴットの無菌産卵・繁殖を事業化し、病院などに販売している。
テーピング材は、縦十八センチ、横十四センチで、マゴットが逃げないように患部の周囲を覆う。中央部はナイロン製の網目で、ゆとりがあるため、従来のガーゼや包帯に比べてマゴットが活発に動く効果があるという。特許出願中。
一枚三百円。国内の医療機関やマゴット治療の盛んな欧米などに売り込む。
(2008年01月30日 更新)