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障害者雇用1500人を新目標に 総社で千人達成記念フォーラム

感謝状を贈られる就労継続支援事業所の関係者

 総社市の福祉施策「障害者千人雇用」で、就労者数の目標達成を記念したフォーラム(市主催)が9日、同市中央の市民会館で開かれた。市は、次の目標を1500人とし、障害者が安心して活躍できる地域づくりを一層推進する考えを強調した。

 障害者一人一人に寄り添い、適性を見極めて雇用マッチングを進め、就労後も定着に向けた支援を続ける同施策について映像を交えて紹介。片岡聡一市長が「千人達成は市内の企業、市民の協力があったからこそ」などとあいさつ。施策に貢献した就労継続支援A、B型の18事業所に感謝状を贈った。

 この後、片岡市長をコーディネーターに、加藤勝信1億総活躍担当相、橋本岳厚生労働副大臣、岡山大病院精神科の流王雄太医師がパネルディスカッション。加藤氏は「障害者雇用のノウハウを全国に広げてほしい」と期待した。片岡市長は「目標を1500人に設定し新たなスタートを切りたい。障害者の生活の質向上にも目を向けていきたい」と述べた。

 福祉関係者ら約600人が聴いた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年07月09日 更新)

タグ: 福祉

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