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岡山大病院の脳死肺移植無事終了 特発性間質性肺炎の50代男性へ

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で行われていた重い肺の病気を患う50代男性への脳死肺移植手術は22日未明、無事終了した。約3カ月で退院できる見込み。

 両肺を移植する手術で、大藤剛宏臓器移植医療センター教授の執刀で21日午後7時27分に始まり、22日午前2時19分に終わった。男性は肺胞壁に炎症を起こして呼吸困難になる特発性間質性肺炎と診断され、5月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 ドナー(臓器提供者)は、兵庫県内の病院に重症頭部外傷で入院していた30代男性。

 岡山大病院での脳死肺移植は85例目、生体と合わせて169例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年07月22日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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