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岡山で子どもらがたばこの害学ぶ リスク説明や吸い殻集め

捨てられたたばこの吸い殻を拾う児童=27日

 子どもたちがたばこの害について学ぶ「タバコフリー・キッズ」が27、28日、岡山市北区庭瀬の中国学園大などで開かれ、地元の市立吉備小放課後児童クラブの4~6年生延べ約30人が参加した。

 岡山県と日本対がん協会(東京)が県内で初めて開催した。初日は動脈硬化など喫煙のリスクに関する説明を受けた後、会場周辺で吸い殻を拾い集め、飲食店や公民館、病院で禁煙・分煙の取り組みをチェック。ポイ捨ての吸い殻は約550本に上り、2日目の調査結果発表では「想像以上に捨てられていて驚いた」といった声が上がった。

 参加児童の感想はビデオメッセージとして収録しており、後日、県ホームページ上で公開する予定。

 5年の男児(10)は「将来、たばこは絶対に吸わない。友達が吸おうとしたら止める」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年07月30日 更新)

タグ: がん健康

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