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レモネード販売でがん治療を支援 回復の男児が井原で2日間開店

 レモネードを販売し、益金を小児がんの子の支援に役立てる「レモネードスタンド」が10、11の両日、井原市内にお目見えする。小児がんから回復した横浜市の小学4年栄島四郎君が、小児がんについて広く知ってもらおうと“開店”する。

 2004年に小児がんで亡くなった米国の少女が生前、レモネードを売って病気の子供のため募金していた実話に基づく取り組み。四郎君の母・佳子さんの故郷が井原という縁で実現した。

 会場は井原市井原町の鍼灸(しんきゅう)院、パクス・テルレーナ治療室岡山井原分院。10日は午後4時~7時まで「みんなのレモネード縁日」と題し、ヨーヨー釣りや輪投げ、そうめん流しなどを催す。参加費は小中学生500円、大人千円。11日は午前9時~正午にフリーマーケットを開く。

 両日とも1杯50円でレモネードを販売。収益はNPO法人キャンサーネットジャパンを通じ、小児がん治療研究などに役立てる。問い合わせはパクス・テルレーナ治療室岡山井原分院(070―5364―8368)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年08月09日 更新)

タグ: がん子供

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