９月のがん征圧月間を前に、岡山県や県健康づくり財団などは２９日、がん征圧県大会を岡山市北区駅元町の県医師会館三木記念ホールで開き、がん撲滅に向けた決意を新たにした。予防や啓発活動に尽力した１４人と５団体の表彰も行われた。

　医療、福祉関係者ら約３００人を前に、伊原木隆太知事と同財団の石川紘理事長が「大事な人たちが不本意な形で人生を早めに終えることがないよう、検診の受診率向上などに向けて頑張ろう」とあいさつ。乳がんをテーマにした講演もあり、岡山大病院乳腺・内分泌外科の土井原博義教授ら４人が、予防や治療について話した。

　表彰されたのは次の皆さん。（敬称略）

　【県知事感謝状】松田忠和・松田病院長【県保健福祉部長感謝状】浅越由美子・岡山市保健所健康づくり課副主幹、真庭市愛育委員会北房支部【県健康づくり財団理事長感謝状】犬飼由美子・岡山市芳泉学区栄養改善協議会長、大久保茂美・おおもと病院総看護師長、大角博久・淳風会健康管理センター診療放射線課主事、田中陽子・玉野市和田地区愛育委員、岡山市平島学区愛育委員会、倉敷市児島地区愛育委員会、玉野市八浜地区栄養改善協議会、早島町愛育委員会【禁煙啓発ポスターコンクール入賞者】県知事賞　総社市立総社小６年河辺優妃▽県教育長賞　倉敷市立川辺小４年横溝眞太朗▽県健康づくり財団理事長賞　同小６年横溝千夏▽県禁煙問題協議会長賞　倉敷市立南浦小４年渡邉大地、岡山市立福浜小６年福光桃香、新見市立萬歳小６年吉尾心花、真庭市立遷喬小６年秋田美有、同小６年森田岳人