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岡山で薬物乱用防止キャンペーン 覚醒剤や大麻による健康被害説明

薬物を乱用した状態の肺の音を人体模型で確認する子ども

 覚醒剤、大麻など薬物の乱用防止を呼び掛けるキャンペーン(岡山市薬剤師会、岡山市、FM岡山主催)が15日、同市北区下石井のイオンモール岡山であり、家族連れらが危険薬物による健康被害などを学んだ。

 薬物使用に伴う幻覚、興奮作用といった心身への影響をまとめたパネル、県内の高校生による啓発ポスターなどを展示。薬物を乱用した人の肺の音を確かめるコーナーが設けられ、来場者は人体模型に聴診器を当て、正常の肺とは異なる乱れたリズムを感じ取った。

 覚醒剤に関する事件の再犯率が近年、6割を超え続けているという、依存性の強さを示す全国データも紹介された。倉敷市立小学校の5年女子児童(11)は「薬物に一度手を出すと、やめるのが難しいことが分かった。絶対にしない」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年10月15日 更新)

タグ: 医療・話題

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