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40代女性への脳死肺移植終了 岡山大病院 大藤教授らのチーム担当

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で30日、肺で異常な細胞が増殖し、呼吸不全を起こすリンパ脈管筋腫症を患う40代女性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。約3カ月で退院できる見込み。

 両肺を移植する手術は臓器移植医療センターの大藤剛宏教授らのチームが担当。午前10時25分に始まり、約6時間半で終わった。女性は2015年10月、日本臓器移植ネットワークに登録し待機していた。

 移植ネットによると、ドナー(臓器提供者)は東海北陸地方の病院に低酸素脳症で入院していた50代男性。

 岡山大病院での脳死肺移植は87例目、生体と合わせて171例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年10月30日 更新)

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