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西川ヘレンさん 介護のこつ披露 岡山のフェアでエピソード語る

介護のエピソードを語る西川ヘレンさん

 岡山県介護福祉士会などは5日、岡山市北区駅元町の県医師会館で「介護フェア」を開き、親の介護を経験したタレント・西川ヘレンさん(71)が「泣いて笑ってみおくって」と題して講演した。

 タレント・西川きよしさんの妻のヘレンさんは、実母と義父母の介護について話した。

 外に出ることを嫌う義父を「一緒に来てくれたら頼りになる」と言って連れ出すも、外出先で排せつ介助に奔走したエピソードをユーモアたっぷりに紹介し、「どう声を掛ければ前向きに動いてもらえるか考えて」と呼び掛けた。

 おむつを嫌がる実母には「私が赤ちゃんの時におむつを替えてくれてありがとう。今は私にお手伝いさせて」と語り掛けたといい、「介護する側が命令するのではなく、相手に寄り添う気持ちが大事」と訴えた。

 「介護の日」(11日)を前に開いたフェアには福祉関係者ら約260人が参加した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年11月05日 更新)

タグ: 介護

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