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福祉職場の人材確保へ就職面接会 玉野職安、15事業所が参加

特別養護老人ホームの事業内容などを求職者(手前)に説明する社会福祉法人の採用担当者=9日

 人手不足が続く福祉関連の職場の人材を確保しようと、玉野公共職業安定所は8~10日、就職面接会を所内で開いた。玉野市内で高齢者福祉施設を運営する15事業所が参加したが、訪れた求職者は9人と低調だった。

 特別養護老人ホーム、グループホームなどを運営する社会福祉法人と企業がブースを開設。採用担当者は求職者の面接だけでなく、業務内容や待遇を知るために訪れた人にも対応した。ホームヘルパー2級の資格を持つ女性(50)=玉野市=は「短時間勤務ができる職場を探している。事業所と直接やりとりできるので、詳しい情報が集めやすい」と話した。

 玉野公共職業安定所が9月に受け付けた福祉関係の求人は626件だったのに対し、求職者はわずか79人。有効求人倍率は7・92倍と、全業種(1・95倍)を大きく上回る“超売り手市場”となっている。山田誠所長は「広報活動を通じて潜在的な求職者を掘り起こしたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年11月11日 更新)

タグ: 福祉

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