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エイズ正しく理解し感染予防を 岡山市役所でキルト・パネル展

エイズに関するキルトやパネルが展示されている会場

 世界エイズデー(12月1日)に合わせ、エイズを正しく理解してもらうためのキルト・パネル展(岡山市主催)が29日、市役所1階市民ホールで始まった。30日まで。

 ポスターやパネル約50枚を展示。ウイルス感染の約9割は性的接触が原因で、早期発見によって発症を防ぐ治療が受けられることを紹介。同じ食器を使ったり握手をするといった日常生活で感染しない点も説明している。

 エイズで命を失った人の生きた証しにしようと米国で始まったエイズキルトは、市内の愛育委員が手掛けた6点を並べ、患者への支援を呼び掛けている。

 主婦(51)=北区=は「感染の予防と知識の大切さを再認識できた」と話していた。

 市保健所によると、今年新たに市内で確認されたエイズのウイルス感染者と患者は計15人(10月29日現在)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年11月29日 更新)

タグ: 感染症

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