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岡山県がインフル注意報発令 今季初 手洗い、マスク着用徹底を

 岡山県は7日、今季初のインフルエンザ注意報を発令した。昨季の発令(12月1日)より6日遅く、「急に気温が下がり、空気も乾燥しやすくなっている。手洗いやマスク着用の徹底を」と注意を呼び掛けている。

 最新の調査(11月27日~12月3日)で県内84医療機関の1施設当たりの患者数が1・37人となり、発令基準(1人)を上回った。保健所別では倉敷市(2・31人)、岡山市(1・91人)、備中(1・33人)など。

 今月3日までに84医療機関で確認された患者は230人。0~6歳が全体のほぼ半数を占めた。検出されたウイルスは2009年に流行した当時の新型が3件、A香港型が1件だった。

 県は7日、関係各課の連絡会議を開いて発生状況や対策を確認。県健康推進課は「予防接種は効果が出るまで2週間ほどかかるため、流行が本格化するとみられる今月中旬までに受けてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年12月07日 更新)

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