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持続可能な社会保障制度確立を 岡山県医療推進協決起大会で決議

持続可能な社会保障制度確立を求める決議を採択した決起大会

 岡山県医師会、県看護協会など医療・福祉関連24団体でつくる県国民医療推進協議会(会長・石川紘県医師会長)は6日、岡山市で決起大会を開き、国民が健やかに暮らし続けるための持続可能な社会保障制度確立を求める決議を採択した。

 県医師会の神崎寛子理事は、政府が取り組む社会保障費の縮減に関連し「医療費削減政策で疲弊した地域医療提供体制の再構築は、国家が負うべき当然の責務。だが、昨今の政策などはさらなる医療崩壊を引き起こすのではないかと危惧している」と訴えた。

 大会には約900人が出席。決議は、国民皆保険制度を次世代へ引き継げるよう堅持し、市民が十分な医療・介護を受けるための財源確保などを盛り込んでおり、厚生労働相、知事らに送る。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年01月06日 更新)

タグ: 医療・話題

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