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岡山の医療団体トップらがバンド 18日に川崎医療センターで演奏

在宅医療について考える市民公開講座で演奏する「四師会バンド」のメンバー=2016年9月、おかやま未来ホール

 岡山市医師会、岡山市歯科医師会、岡山市薬剤師会と、岡山県看護協会岡山市支部のトップらがバンドを結成している。名前は「四師会(よんしかい)バンド」。仕事の合間を縫って活動しており、18日には同市北区中山下の川崎医科大総合医療センターで演奏する。

 メンバーは医師会前会長・内田耕三郎さん(ドラム、ベース)、歯科医師会長・壺内智郎さん(ギター)、薬剤師会長・小山敏章さん(ギター)と会員の大西東吾さん(キーボード)、県看護協会岡山市支部長・川口法子さん(パーカッション)の5人。ボーカルは主に川口さんが務める。

 バンド結成は2015年春。内田さんが医師会長だった頃、懇親会の席で医療4団体・組織のトップや役員が音楽経験者や音楽好きだと分かり、結束をより深めようと立ち上げた。

 これまでに同市内の病院のホールコンサートなどで10回ほど演奏。回を重ねるごとに評判は上がっているといい、内田さんは「とっつきにくいイメージがある医療関係者に親しみを感じてもらえたら」と笑う。

 多忙のため毎回本番までに全員で音合わせできるのは1、2回しかなく、それぞれ個人練習でカバー。自分たちが楽しむこととリズム感を大切にし、曲目は観客の患者らが口ずさんで一緒に盛り上がれるものを選ぶ。18日の演奏は午後3時半~4時。ビートルズやAKB48など6曲を予定している。入場無料。

 内田さんは「バンド活動を行うことで、仕事でも以前より息が合ってきていると感じる。できるだけ長く活動を続けていきたい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年01月17日 更新)

タグ: 医療・話題

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