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40代女性への脳死肺移植終了 岡山大病院、3カ月で退院見込み

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で19日、肺胞壁に炎症を起こし、呼吸困難になる間質性肺炎を患う40代女性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。約3カ月で退院できる見込み。

 両肺を移植する手術は臓器移植医療センターの大藤剛宏教授らのチームが担当。午前11時22分に始まり、約7時間半で終わった。女性は2016年7月、日本臓器移植ネットワークに登録し待機していた。

 移植ネットによると、ドナー(臓器提供者)は東京医科大八王子医療センターに頭部外傷で入院していた60代女性。岡山大病院での脳死肺移植は89例目、生体と合わせて174例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年01月19日 更新)

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