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岡山大病院で脳死肺移植 50代男性への手術無事終了

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で2日、肺胞壁に炎症を起こし、呼吸困難になる特発性間質性肺炎を患う50代男性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。約3カ月で退院できる見込み。

 右肺を移植する手術は臓器移植医療センターの大藤剛宏教授が執刀。午前10時29分に始まり、4時間半で終わった。男性は2016年1月、日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 移植ネットによると、ドナー(臓器提供者)は群馬県内の病院に低酸素脳症で入院していた6歳以上18歳未満の少年。

 岡山大病院での脳死肺移植は90例目、生体と合わせて175例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年02月02日 更新)

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