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禁煙 「医師」の力で成功率高まる 岡山で支援フォーラム

禁煙外来の担当医師らが講演したフォーラム

 岡山県主催の禁煙支援フォーラムが12日、岡山市で開かれた。診療する医師、看護師ら約80人を前に、岡山済生会総合病院(同市)で禁煙外来を担当する内科診療部長の川井治之医師(51)が「頑張らずにスッパリやめられる禁煙方法」と題して講演した。

 川井医師は「喫煙はニコチン依存症という脳の病気」と強調。禁煙に挑む人には空腹感や睡眠不足、疲労感を持たせないことが重要だとして「たとえ1本吸っても2本目を吸わなければ失敗ではない―との指導法もある」と助言した。患者に対する禁煙パッチ、ニコチンガムの処方などを例に「患者自身の『意志』でなく『医師』の力を借りれば成功率は高まる」とも述べた。

 薬剤師や行政関係者らによるシンポジウムもあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年02月13日 更新)

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