文字 

岡山県内介護施設職員が技術競う エスペランスわけが総合優勝

ベッドからの移動を介助する出場者(中央)

 岡山県内の介護施設職員が技術を競う「おかやま介護グランプリ」(県介護福祉士会主催)が18日、岡山市内であり、老人保健施設・エスペランスわけ(和気町)が総合優勝した。人手不足に悩む業界のPRを狙い、一般公開で行われた。

 職場単位の10組(1組は3人)が出場。7分間の制限時間で体の不自由な高齢者に対する食事、入浴、排せつの介助に挑んだ。

 出場者は介護する相手と同じ目線になるよう腰をかがめ、車いすの乗り降りやパジャマの着用、ベッドから便座への移動などをサポート。手足の不自由な部分に配慮しつつ体を支えるなどした。出場しない介護施設職員が審査員となり、安全性や状況に応じた支援方法かなどをチェックした。

 エスペランスわけの女性職員(42)は「相手に何をすべきかを伝え、理解した上で動いてもらえた」と話した。

 グランプリは2016年から開かれ3回目。

 他の入賞チームは次の通り。

 総合準優勝 みなみがた荘(岡山市)▽敢闘賞 寿光会(浅口市)▽排せつ介助部門優秀賞 エスペランスわけ▽入浴介助部門優秀賞 みなみがた荘▽食事介助部門優秀賞 旭川荘竜ノ口寮(同市)
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年02月18日 更新)

タグ: 介護

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ