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岡山大病院で脳死肝移植始まる 劇症肝炎患う40代男性に

 日本臓器移植ネットワークは19日、東京都の日本赤十字社医療センターで18歳以上の10代女性が515例目の法的脳死と判定されたと発表した。健康保険証で臓器提供の意思を示していた。

 肝臓は岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で劇症肝炎を患う40代男性に移植されることになり、同日午後7時31分、八木孝仁・肝胆膵(すい)外科教授のチームが担当して手術が始まった。20日未明に終わる見込み。

 男性は肝機能が十分に機能せず、今月16日、日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 同病院での脳死肝移植は32例目、肝移植は生体と合わせて410例目。

 移植ネットによると、ドナー(臓器提供者)は低酸素性脳症を起こしていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年02月19日 更新)

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