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岡山の橋本財団が25団体助成へ 社会福祉に関する事業や研究支援

 社会福祉に関する事業や研究を支援する「橋本財団」(岡山市北区野田)は6日、初の助成事業として、岡山、倉敷、津山、笠岡など7市を拠点とするNPO法人など25団体に計約2370万円を贈ると発表した。

 財団によると、助成額は1団体当たり20万~350万円。主な対象は、就労継続支援A型事業所を運営するNPO法人のぞみ(総社市)へ豆腐製造機械の買い替え費用(350万円)▽NPO法人岡山聴覚障害者支援センター(岡山市)に高齢聴覚障害者の集い拠点事業費(100万円)▽県学童保育連絡協議会(倉敷市)に発達障害児を支援する作業療法士の育成講座開催費(100万円)など。

 59団体から応募があり、書類や現地視察などを経て、1月下旬に有識者でつくる選考委員会を開催。先駆性や緊急性、社会的ニーズに合っているかなどを基準に選んだ。

 財団は特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人理事長の橋本俊明さん(69)=岡山市=が私財を投じて昨年4月に設立した。助成事業は年1回の予定。問い合わせは事務局(086―242―0500)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年03月06日 更新)

タグ: 福祉

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