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岡山済生会病院に新センター完成 県内初の男女別健診フロア導入

2日にオープンする県済生会の「予防医学健診センター」

 岡山済生会総合病院(岡山市北区国体町)の健康診断・人間ドック部門を担う「予防医学健診センター」が、同病院付属外来センター西隣(同伊福町)に完成した。男女が別々に受診できる健診フロアを岡山県内で初めて導入したといい、2日にオープンする。

 約2300平方メートルの敷地に、鉄骨鉄筋9階地下1階延べ約1万3900平方メートルを整備した。男女別タイプの健診フロアを8、9階に設けたほか、1~7階には292台分の駐車場を確保。4階と外来センター3階を渡り廊下で結んだ。総工費約31億円。

 現地では3月20日、竣工(しゅんこう)式があり、関係者約40人が出席。神事の後、同病院を運営する県済生会の伊原木一衛会長が「病院と連携し、予防医学の拠点としての役割を担っていく」とあいさつし、テープカットで祝った。外来センター南側では同病院の前身・岡山診療所の創立80周年に合わせ、発祥の地を示す記念碑の除幕もあった。

 新しい健診センターは旧センター(同奉還町)の老朽化に伴い移転、新築した。駐車場の利用は既に始まっている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年03月31日 更新)

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