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岡山県がインフル注意報解除 患者数は過去10年で最多

 岡山県は26日、昨年12月7日に発令したインフルエンザ注意報を解除したと発表した。昨季の解除日(5月25日)に比べ約1カ月早く、発令期間は1カ月程度短かったが、患者数は約1・5倍増え、過去10年で最多だった。

 定点調査している84医療機関の1機関当たりの患者数は、最新データ(16~22日)で0・79人。2週連続で1人未満となり、解除基準を満たした。

 県健康推進課によると、今季の患者数は22日現在3万4424人で昨季より1万1037人増。流行のピークは1月中旬~2月上旬で、検出された主なウイルスは2009年に新型として流行したA型47%、B型33%などだった。患者の増加理由ははっきりしないという。

 同課は「今後も患者が発生する恐れがあり、引き続き手洗いなどの予防に努めてほしい」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年04月26日 更新)

タグ: 感染症

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