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鷲羽高生ら看護師の仕事を体験 倉敷市民病院で看護週間記念行事

看護師の指導を受けて患者の手を洗う鷲羽高の生徒

 看護週間(6~12日)に合わせ、倉敷市立市民病院(同市児島駅前)は8日、看護体験や式典などの記念行事を院内で開き、市民らが看護について理解を深めた。

 看護体験には、鷲羽高(同市児島味野山田町)の生徒や児島地区の愛育委員ら16人が参加。同高の4人は、新設されたHCU(高度治療室)で、看護師から助言を受けながらベッドに横になった患者の手足を洗うなどしていた。

 看護師を志望しているという同高2年大西那美さん(16)は「患者さんと優しく触れ合うよう心掛けた。将来に向けて貴重な経験になった」と話していた。

 職員や患者ら約80人が出席して行った式典では、江田良輔院長が4月に開院した同病院について「さらなる充実を目指す」とあいさつ。児島婦人協議会が入院患者にタオルを贈った。体脂肪や血糖値などの無料測定もあり、市民が利用していた。

 12日は英国の看護師ナイチンゲールの誕生日で、国が看護の日、県が病院の日と定めている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年05月08日 更新)

タグ: 医療・話題

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