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精神科医療の充実求め署名運動 岡山駅前で患者や家族ら

精神科医療・福祉の充実を求める署名運動

 精神科患者の在宅医療の推進や精神科医療・福祉スタッフの充実を求め、林道倫精神科神経科病院(岡山市)の患者や家族でつくる林友の会などの約20人が26日、JR岡山駅前で署名運動を行った。

 精神科医療を巡り、厚生労働省は長期人院患者を減らす一方、在宅の人を増やす方針を掲げている。実現には財源の確保、訪問医療を提供する医師・看護師らの増員が欠かせないとして賛同を呼び掛けた。

 林友の会の頭師裕貴事務局長は「患者と家族の願いは、グループホームなどで訪問医療を受けながら地域で自立した生活を送ってもらうこと。多くの人に理解してほしい」と話していた。

 署名運動は日本医療労働組合連合会が全国的に展開。精神保健医療福祉の充実を求める請願書とともに国会へ近く提出する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年05月26日 更新)

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